Windows グループポリシーでレジストリの値を変更する方法

細やかに色々と制御できて便利なWindowsのグループポリシーですが、設定によってはグループポリシーになくて、レジストリを直接編集する必要がある場合があります。


その場合、サーバーに対して一つ一つレジストリを変更していくのが意外と大変ですし、何より、設定漏れがあると逆に問題になることがあります。


その為、ドメイン環境のマシンであれば、グループポリシーでレジストリの値を変更、追加、削除などができます。

 

 

[レジストリ] 項目を構成する(Windows Server 2008 R2

https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/windows/it-pro/windows-server-2008-R2-and-2008/cc753092(v=ws.11)?redirectedfrom=MSDN


参考にしたのは、マイクロソフトの公開情報です。

①グループ ポリシー管理コンソールを開きます。新しい基本設定項目を含むグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を右クリックして、[編集] をクリックします。

②コンソール ツリーの [コンピューターの構成] または [ユーザーの構成] の下にある [基本設定] フォルダーを展開してから、[Windows の設定] フォルダーを展開します。

③[レジストリ] ノードを右クリックし、[新規] をポイントして、[レジストリ項目] をクリックします。

④[新しい [レジストリ] プロパティ] ダイアログ ボックスで、グループ ポリシーに対して実行する [操作] をクリックします。※操作は、作成、置換、更新、削除から選べます。

⑤構成または削除するグループ ポリシーのレジストリ設定を入力します。ここは実際にレジストリ変更で事前に確認した値を入力します。

⑥[共通] タブをクリックし、オプションを設定して、コメントを [説明] ボックスに入力します。※ここは必要に応じて変更します。

⑦[OK] をクリックします。詳細ウインドウに新しい基本設定項目が表示されます。


基本は以下の設定のみで問題ないかと思います。長く運用していると、レジストリじゃないと変更できないことが多々あるので、このポリシーは意外と使う機会が多いです。


また、レジストリは誤って設定すると、問題が起こることがありますので、事前検証と動作確認はしっかりと行なってから展開してください。