Windows Server 2016 新機能、ISOイメージのインストール手順

最近、現場でもWindows Server 2016の話題が出ています。これから導入するWindowsサーバは、2016になると思います。   ということで、早速、自宅のVMware Playerの環境に、評価版のWindows Server 2016のインストールを試してみました。

 

自宅で検証したい場合に評価版は便利です。そして、まずは、評価版のダウンロードから。評価版は、マイクロソフトの公式サイトでダウンロードできます。

Windows Server 評価版ソフトウェア

 
Windows Server 2016 の新機能】
●セキュリティ レイヤーの追加
組み込まれた保護機能の複数のレイヤーでセキュリティを強化してリスクを削減できます。
●新しい展開オプション
軽量の Nano Server インストール オプションでは、可用性の向上とリソース使用率の削減を実現できます。
●組み込まれたコンテナ-
Windows Server と Hyper-V コンテナーを活用してアジャイルな開発と管理が可能になります。
●コスト効率の高いストレージ
高可用性とスケーラビリティを備えた Software-Defined Storage (SDS) を構築してコストを削減できます。
●革新的なネットワーク
Software-Defined Networking でクラウドと同様の効率性で自動化を実現できます。
 
 
続いて、インストール手順の紹介です。事前に上記サイトからISOイメージ「14393.0.161119-1705.RS1_REFRESH_SERVER_EVAL_X64FRE_JA-JP.ISO」をダウンロードしています。よく色んなバージョンのファイルを適当に配置するとどれがどれかわからなくなるので、フォルダー管理するなどがおすすめです。
 

まずは、ISOイメージをセットして、起動すると以下の画面が表示されますので、そのまま「次へ」をクリックします。

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「今すぐインストール」をクリックします。

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「セットアップを始めています」という表示がでるので、そのまま待ちます。

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「インストールするオペレーティングシステムを選んでください」で、今回は「Windows Server 2016 Standard Evaluation(デスクトップエ クスペリエンス)」を選択し、「次へ」をクリックします。一番上の選択だとGUIが含まれない状態になります。多くの場合は、(デスクトップエ クスペリエンス)を選ぶことになると思います。

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「同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

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「インストールの種類を選んでください」で「カスタム:Windowsのみをインストールする(詳細設定)」をクリックします。

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「次へ」をクリックします。

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Windowsをインストールしています」と表示されますので、しばらく待機。ここでディスクがSSDかどうかで、インストール時間が大幅に変わります。

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そして、以下の画面に切り替わります。

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続いて、「設定のカスタマイズ」画面が表示されます。ユーザー名は「Administrator」で、パスワードを二回入力します。

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「完了」をクリックします。

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以下は再起動後の画面ですが、Windows10みたいですね。「ロックを解除するにはCtrl + Alt + Delキーを押してください」。仮想環境なら、Ctrl + Alt + Insertでいけます。

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インストール時に入力したパスワードを入力して、エンターキーを押します。

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ネットワークで「このネットワーク上の他のPCやデバイスが、このPCを検出できるようにしますか?」

Windows10の場合は、自宅やオフィスなど特定のネットワークに接続する場合は、「はい」をクリックして共有することができ、外出先で公共の場所にあるネットワークに接続する場合は、「いいえ」をクリックして共有しないほうがいいですね。 今回は、「はい」をクリックしました。 

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表示はまさにWindows10ですね。これから時間がある時に、ADDS、ADCSなどのインストールをしてみたいと思います。

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ちなみにWindows Server 2019もほぼ変わらない手順になります。

 

勉強の為に、Windows Server 2016を操作してみたい方は、参考にしてみてください。