インフラエンジニアは色々と試さないと経験が増えないな~と実感する日々ですが、いつもと違う事をすると、違うスキルがつくので、この仕事は飽きることがありません。いまだに、毎日勉強です。
そして、仮想化基盤も色々と触ってきましたが、初めてクロスホストStorage vMotionを実施しました。この機能を使えば、共有ストレージ不要で、ESXiのローカルディスク間で仮想マシンを移動できます。
通常、共有ディスクがないとESXiのローカルディスクから、別のESXiのローカルディスクに仮想マシンを移動できないと思っていましたが、それができてしまうのです。
ハードウェアリプレイス時の ”仮想マシンの移行” を確認しましょう!
http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2015/02/05/virtual-machine-migration
実は、ESXi5から使えるそうですが、これまで使ったことがなかったので、ピンときませんでした。DELLのブログに詳しく書かれています。
移行の種類:クロスホストStorage vMotion
仮想マシンの電源ステータス:パワーオン
ホスト/データストアの変更:両方
共有ストレージの必要可否:不要
仮想データセンター間の移行:不可
CPU の互換性:CPU の互換性要件を満たす必要あり
この機能があれば、仮想マシンがパワーオン、オンライン状態で、仮想マシンをESXiのローカルディスク間で移動することができます。
クロスホスト Storage vMotionは5.1 から提供された機能です。5.1以降で提供される機能は、vSphere Web Client を使用して操作するとありますね。
ただし、仮想データセンター間の移行ができないので、異なるデータストアにある場合は、使えない機能になるので注意が必要ですね。