Windows Server 2012 R2でネットワークの設定をした時に表示されるネットワーク種別の設定。
普段、意識する事はないと思いますが、このネットワーク種別はWindowsファイアウォールの設定をする場合に、意外と重要だったりします。
というのも、Windows Server 2012 R2では、このネットワーク種別毎にポリシーを定義していきます。
例えば、NICが2本あるときに、個別でファイアウォールポリシーを定義したい場合に、それぞれ別のプロファイルを設定しておけば、設定の管理が楽になります。
設定は、PowerShellで設定変更を行ないます。
PowerShellを起動し、以下のコマンドを実行します。
例えば、プライベートに変更する場合は以下のコマンドを実行します。
>Get-NetConnectionProfile | where Name -eq "<ネットワーク名>" | Set-NetConnectionProfile -NetworkCategory Private
<ネットワーク名>は、事前にGet-NetConnectionProfileコマンドを実行し、変更したいネットワーク名をコピペすればOKです。
表示結果の、赤字部分が対象になります。
Name : ネットワーク
InterfaceAlias : vEthernet (XXXXX)
InterfaceIndex : XX
NetworkCategory : Private
IPv4Connectivity : LocalNetwork
IPv6Connectivity : LocalNetwork
このコマンドの詳細は以下のマイクロソフトのサイトを参考にしてください。>>Get-NetConnectionProfile(マイクロソフト)
また、-NetworkCategory で指定するキーワードは、以下になります。
パブリック:Public
プライベート:Private
普段、ネットワーク種別の変更が必要になることは少ないですが、後から変更したい場合には参考にしてみてください。