タワー型のサーバを縦置きでなく横置きできるかはメーカー、機種による

以前、びっくりするラックを見たことがあったんですが、ラックにタワー型サーバを横置きで並べている企業がありました。

 

サーバなんて壊れてもいいという発想で5年以上使っているものもあったそうですが、業務データが飛んで、ようやく古いサーバをリプレイスすることにしたそうです。

 

業務データ一週間分が飛んだそうなので、かなりの損失ですよね。例えば、10人分で計算すると、2万で計算したら、140万円ですか。サーバ買うより高いですね。

 

ということで、サーバの管理は重要ですが、そもそもタワー型のサーバは横置きしても問題ないのでしょうか。

 

 

例えば、富士通のサイトの場合は、PRIMERGY のタワー型のサーバには、縦置き・横置き兼用型のモデルがあります。兼用型モデルを縦型で購入後、横型(ラック型)で設置するには、変換オプションが必要となるそうです。

 

リンクは無効になっていましたが、「タワー型PRIMERGYを横置きで使用できますか。」という質問の回答の抜粋です。

質問
タワー型PRIMERGYを横置きで使用できますか。
回答
PRIMERGY のタワー型のサーバには、縦置き・横置き兼用型のモデルがあります。兼用型モデルを縦型で購入後、横型(ラック型)で設置するには、変換オプションが必要となります。


つまり、そのまま横置きしないほうがいいということになります。

続いて、NECです。NECの場合は、縦置き、横置きや19型ラックなど、場所を選ばず自在に設置することができますとあるので、特に制約はなさそうです。

 

タワーサーバ Express5800シリーズ

https://jpn.nec.com/pcserver/tower/features.html

設置場所を選ばないコンパクト筐体を採用
小規模オフィス、店舗や製造現場などスペースが限られた場所にサーバを設置できるようにサーバの必須機能を幅98mmとほぼ名刺サイズのコンパクト筐体に凝縮。 縦置き、横置きや19型ラックなど、場所を選ばず自在に設置することができます。


といことで、メーカーや機種によって違うようなので、タワー型を横置きにして運用したい場合は、メーカーサイトで確認しておきましょう。 故障の原因にもなるかもしれないですからね。しかし、、、タワー型をラックに乗せるというのはインフラエンジニアをしていてびっくりしました。