CentOS7.7のサーバにsyslogの設定をしていて古い情報を頼りに設定しているとrsyslogのサービスを再起動した際にエラーが出力されていることが確認できました。
エラーの内容は以下のようなものです。
rsyslogd-2307: warning: ~ action is deprecated, consider using the 'stop' statement instead [try http://www.rsyslog.com/e/2307 ]
サービスのステータスを確認するとエラーがでていました。サービスを再起動した後、ステータスをチェックすることで、何かしらの問題を確認することができますので、サービス再起動後はサービスのステータスをチェックしたほうがいいですね。
今回の件ですが、よくバージョンが上がると設定の記述方法などがかわることがありますが、まさにその関連です。わかりやすく説明されているサイトの記事がこちら。
https://qiita.com/tukiyo3/items/425017b7586ed7e29baf
syntax error例のところです。
/etc/rsyslog.conf
- & ~
+ & stop
ログの振り分け設定をする際に、古い情報だと「&~」を使っているので、これを新しいバージョンのrsyslogに設定するとエラーがでるというものです。
ただ、「&~」の設定でも動作はしたので、サービスのステータスを確認しないと気づかないかもしれません。サービスの停止、起動だけだとログもしっかりとチェックしないと動作をするので、そのままになっている可能性もあります。
rsyslogの振り分けの設定自体は別の記事で書きたいと思います。今回は「/etc/rsyslog.conf」の記述でサービスのステータス確認でエラーがでる件でした。
ミドルウェアのバージョンがあがるとコマンドだったり、仕様が変更になっていることがあるので注意が必要です。