Windows10 リモートデスクトップ接続 別ユーザーログイン時のセッション情報は残るか

Windows10へのリモートデスクトップ接続で別ユーザーログイン時のセッション情報は残るかということですが、基本的にPC端末は1端末に1ユーザーしか接続できない為、同時に2ユーザーがログインすることはできません。

 

Windows Serverだとデフォルトで2セッション接続できるので、作業などはPCより便利ですが、PC端末ってあんまり人と共有してしようしないので気になって確認してみました。


ただ、状況によっては複数のユーザーで同一の端末にリモートデスクトップで接続することがあるかもしれませんが、その場合に気になったのがユーザーAがログインしている状態でセッションを閉じた場合、ユーザーBがログインするとセッション情報は残っているかということですが、以下のフォーラムが参考になります。

 

https://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/ba898cb0-fc1a-43d5-abcb-2149c3a8772f?forum=win10itprogeneralJP

 

 

以下は一部抜粋です。

 

【質問】
社内のWindows10を通常「userA」でログインしているのですが、リモートデスクトップで「userB」「userC」と複数人が接続する可能性があります。
リモートデスクトップ後はそれぞれ「切断」または×ボタンで閉じる場合、ログインユーザー数(セッション数?)が多すぎて、最初の「userA」がログインできなくなる、もしくはいつの間にか「userA」がログアウトされている、といったことにはならないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

【回答】
まず、技術的な話をしておくと、セッションは残ったまま、別のユーザーの新たな接続はできます。当然ながら、接続する際、別のユーザーの接続を切ることになります。
Windows 10 Pro でリモートデスクトップで接続し、それぞれメモ帳を起動して切断、別のアカウントでの接続を繰り返した際には以下のようにセッションが残っていることを確認できます。RemoteUser1 ~ RemoteUser5 と連続的に切断と接続を繰り返していった後、RemoteUser1 に戻れば、切断したときの状態で再開できるわけですので、セッションが失われるということはありません。

 

エビデンスも残っている通り、明示的にログオフしなければセッション情報は残っているようです。実際に実機で確認してみましたが、Aユーザーでログインして作業をした後、ログオフせずに別のユーザーへの切り替えを行い、Bユーザーでログインして、Bユーザーをログオフ、その後Aユーザーでログインしなおしたら、作業環境が残っていました。