内容を圧縮してディスク領域を節約するを有効にするとデータ転送が遅くなる

内容を圧縮してディスク領域を節約するを有効にするとデータ転送が遅くなるということがわかりました。NFSサーバをWindows Server 2019で構築して、データ転送をしてみましたが、オンオフで速度が倍くらい変わりました。

 

ファイルサーバーなどでは、いくらディスク領域が節約なるからとは言え、パフォーマンスに影響がでるなら有効にしないほうがいいですね。

 

ちなみに、自宅のWindows10は知らない間に、おそらくWindowsUpdateだと思いますが、設定が勝手に有効になっていました。

 

ある日、フォルダに青い矢印がついていたので調べて気づきました。

 

 

ちなみにこんな情報もありますので、利用には注意が必要です。

 

ディスク領域を空ける・節約する は使わない方が良いの?

https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E9%A0%98/2a6b0798-3c33-4e93-b491-0d336397349c

 

 

結論から言うと、止めたほうが良いです ^ ^;

それをしたらあるソフトでエラーになるとかもあります。というものの、私は過去に、それをやって、大変な目に遭いました。圧縮率も変動するので、予測では "まだ空いている" と思って、どんどん使っていったら、"予想空き" と "実際の空き" との計算が合わなくなったとか。こちらのほうが重要ですが、OS が重要なファイル書き込みや、大きなファイル圧縮処理中に電源落ちたらどうします ? フリーズしたらどうします ? ブルースクリーンになったらどうします ?

では逆に、圧縮を解除したい場合。

当然、復元すると通常は復元結果の容量は大きく戻りますよね。最後で容量足らなくなったといわれたらそのさきどうします ? ^ ^;;

私は古い OS でも、これを経験しました。

まだありますが、このような、予測できる事態に遭いたくないから、私は結論として、ストレージの容量が足りないなら、ストレージを大きくする… に尽きます。^ ^;

ドライブ丸ごと圧縮機能とかはもう無用なものなのです。

どうしても面白半分に使ってみたいのであれば、小さな容量の USB メモリでしばらく実験しながら使ってみてください。

余計な圧縮処理も混ざって処理全体が怠慢になりますよ。(USB メモリで体験すると、どれほど余計な処理が入って遅くなるかが体感できます)

以下は過去の事例です

通常のファイルごとに書き込む処理と違って、圧縮したドライブの実態ファイルは、まず、物理的にディスクの先頭を見て、そこ "ファイル管理テーブルともいう" に書いてある、"ファイルがディスク内のどこに書き込まれているかのアドレス (位置)" を参照してから、実際に "そのアドレス (位置) へ行き、実際に見に行ってデータを拾ってくる" という通常のファイル読み書き処理とは、まるで違うので、あるファイルは、その圧縮ドライブの実態ファイルが、実際物理的にその圧縮ドライブの実態ファイルのどの部分に書き込まれているかが直接参照できず、実際に圧縮ドライブの存在する物理的な位置が読めなくなったりしたら、圧縮ドライブのファイルがなんと、実際には違う部分が破損していたなんていこともあり、とにかくひとことで言えば "ランダム" なんです、書き損じた、破損結果が。→ 修復が困難圧縮しない、SSD/HDD (HDD のほうが重要) へ書き込むのは、随時じゃなく、ある程度まとめて、一気に書き出す… つまり、それだけほんのちょっとだけストレージ (HDD) に対する処理を速めているのですが、圧縮処理を混ぜると、余計な処理が混ざるだけ気分も良くなく、上記の通り復旧もややこしくなるんですよ。^ ^;;

 

一見、便利そうですが、サーバーなどでは有効にしないほうがいいですね。

 

ひと目でわかるWindows Server 2019