Windows10 バージョン2004へアップグレード後、Outlookなどで資格情報、パスワードが保存されない事象があるようです。
このアップグレードに関する様々な問題が起きており、アップグレードはまだリスクがありますね。
先日、個人ストアの証明書がなくなるという内容を紹介しましたが、ドメインコントローラとケルベロス認証に問題が起こるというものもありますし、今回のようなケースもあります。
情報元はこちら。
Windows 更新後に Outlook と他のアプリでパスワードが保存されない
Windows 10 バージョン2004 (ビルド19041.173) と関連する更新プログラムをインストールした後、Outlook や他のアプリケーションでパスワードが保存されていないことがあるようです。
この問題は、一部の Windows 10 タスク スケジューラのタスクが特定の方法で構成されている場合に発生するそうで、 修正プログラムが利用できるようになるまでは、回避策として、タスク スケジューラを使用してこれらのタスクを無効にすることをお勧めしますとのことです。
回避策の抜粋です。
Windows 10 の [スタート] ボタンを右クリックし、[Windows PowerShell (管理者)] を選択します。
次のコマンドをコピーして、 [Windows PowerShell] に貼り付け、 [Enter] キーを押します。
Get-ScheduledTask | foreach { If *1.GetElementsByTagName("LogonType").'#text' -eq "S4U") { $_.TaskName } }
PowerShell の出力から一覧に表示されているタスクが表示されたら、それをメモします。
次に、Windows タスク スケジューラに移動し、上記のコマンドで見つかったタスクを無効にします。 次の手順に従います。
①[Windows 10 の検索] ボックスに「タスク スケジューラ」と入力して、タスク スケジューラ アプリを開きます。
②ウィンドウ内のタスクを見つけます (お客様の参加 HP)。または、Windows PowerShell の出力からタスクを見つけます。
③タスクを右クリックし、[無効にする] を選択します。
④タスクを無効にした後、Windows を再起動します。
システム全体のパスワード記憶喪失(v2004ビルド19041.173)というタイトルのスレッドにこちらに関する情報が書かれています。WindowsHelloカメラを搭載したSurfacePro 5が機能するためにアップデートしたら別の問題が発生したという内容がまさにこれですね。
更新があるまで暫定対処するしかないですね。