一度に表示する行数Ciscoの「ter len 0」はSRXで 「set cli screen-length 0」

Cisco製品でshowコマンドをたたいた時に、一度に表示する行数が設定されていて、長い表示が一度に表示されずにイライラすることがあると思います。その場合は、Cisco製品では「ter len 0(terminal length 0)」を入力します。

 

つまりターミナルの長さをゼロにするという設定になり、ずらーッとshowコマンドを実行すると表示されるようになります。これをしないといちいちエンターキーを押下しないといけなくなるのと、ログをとるのに邪魔ですよね。

 

teratermなどの画面上に一度に表示する行の長さを決める 0~512の範囲で決定することができますが、CCNAなどの試験には出てこないそうです。CCNA勉強したのがかなり前なので記憶があいまいですが。。

 

 

さて、ファイアウォール機器のSRXでは、これに該当するコマンドがあり、タイトルにも書いていますが、「set cli screen-length 0」になります。L2、L3スイッチはコマンドがシスコLikeになっているので、おぼえやすいですが、ジュニパー製品はまたコマンド体系が異なるので、別途、覚える必要がありますね。

 

ちなみに、こちらのコマンドはセッションごとに設定される為、機器からログアウトすると再度、行数指定で表示されるようになりますので、再度、設定する必要があります。

 

余談ですが、SSGでは「set console page 0」が同様の設定になりますが、こちらはconfigに書き込まれるので、解除するには別途「unset console page」が必要でした。設定保存させる運用がconfig量によっては大変なので、セッションごとの設定に変更したのかもしれませんね。

 

 

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