先日、自宅のWindows7をようやくWindows10にアップグレードすることができました。無償のアップデートは期間限定だと思い込んでいたので、放置していたのですが、どうも今でも対応しているというネットニュースを見て、自宅で試してみましたが、意外と簡単にアップグレードできました。
更新プログラムなどが配信されなくなるので、まだWindows7を使っている方は、早めのアップグレードをお勧めします。ゼロデイ攻撃に対しては、ウイルス対策ソフトは効かないので。
そして、今回はタイトルにある、Windows 10で診断ポリシー サービスの無効化する設定手順を紹介します。
まず、この診断ポリシー サービスとは、”診断ポリシー サービスを使用すると、Windows コンポーネントの問題を検出、トラブルシューティング、および解決できます。このサービスを停止すると、診断は実行されません。”というものです。
VDIなどの仮想マシンでWindows 診断ポリシー サービスを無効にすると、システム書き込みの数を最小限にして、パフォーマンスを上げることができるという情報もあり、VMwareなどでは以前、ベストプラクティスとして無効化を紹介されていました。
私自身もこの機能を利用した事もないですし、ないと困るものでもないので、環境によっては無効にする事でパフォーマンスが向上するので、無効化しています。
Windows 10で診断ポリシー サービスの無効化する設定手順
では、Windows10でこのサービスを無効にする手順です。
①Windows 10に管理者としてログインします。
②[スタート] - [コントロール パネル] - [システムとセキュリティ] - [管理ツール] をクリックします。
※検索で「コントロールパネル」もしくはコマンドプロンプトで「control」で起動できます。
③[サービス] をダブルクリックします。
④ [Diagnostic Policy Service] をダブルクリックします。
⑤ [(ローカルコンピューター)Diagnostic Policy Serviceのプロパティ] 画面で、 [停止] をクリックします。
⑥ [スタートアップの種類]で、 [無効] をクリックします。
⑦[OK] をクリックします。
その他、コマンドでサービスを停止する方法も紹介します。
サービスを無効化するコマンド
> sc config DPS start= disabled
サービスを開始するコマンド
> sc start DPS
企業で多くのPCに設定する場合はGPOになるかと思います。GPOでの設定は別途紹介しますね。
以上で設定は完了です。Windows 10で診断ポリシー サービスが不要な場合は参考にしてみてください。