FortigateはGUIで操作する事が多いですが、一部の設定はCLIでのみ対応しているものもあります。
その為、CLIもある程度、操作になれる必要がありますが、コマンドがこれまた特殊です。
showコマンドを実行すると、かなり長い設定ファイルが表示されます。その間、「--more--」が表示されますが、これを表示させない、Ciscoで言う「ter len 0」は「set output standard」になります。
デフォルトは「more」が設定されていて、以下のshowコマンドでは何も表示されません。
#show system console
<空白行>
「more」の表示を消したい場合は、以下のコマンドを実行します。
#config system console
(console) #set output standard
(console) #end
#
showコマンドで設定内容を確認すると、以下のように表示されます。
#show system console
config system console
set output standard
end
もとに戻したい場合は以下のコマンドを実行します。
#config system console
(console) # set output more
また、teraterm接続時にshowコマンドで[--more--]表示時にCiscoのように「ctrl+c」を入力すると切断される為、コマンドを中断したい場合は、「q」を入力します。
また、設定時は、「ctrl+c」=「abort」になります。