会社や自宅のメールソフトでOutlookを使用している場合に、文章にURLだったり、ファイルサーバのパスをハイパーリンクとして挿入することがあると思います。
先日も会社で送られてきたメールにはしっかりとハイパーリンクが挿入されており、ファイルサーバのパスが記載されていて、それをクリックするとファイルサーバの対象のフォルダが表示されるわけですが、そのまま本文のパスをコピー&ペーストしても、ハイパーリンクが挿入されないことがあります。
このOutlookのハイパーリンクが挿入しても動作、機能しない場合は、どういったケースが考えられるのか調査してみました。
まず、個人的に経験しているのはメール形式がHTMLではなくて、テキストになっているケースです。これが一番多い気がします。なので、まずはメール形式がHTMLになっていることを確認するのが早いです。
Outlook2016のメール形式については以下のサイトが参考になります。
Outlook 2016でメール送信の形式をテキスト形式などに変更する方法
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=019137
Outlook 2016のメール送信の形式には、「テキスト形式」「HTML形式」「リッチテキスト形式」があるのですが、以下の文面は参考になりますね。
メール送信の形式は、既定で「HTML形式」になっていますが、メールの受信側がHTML形式に対応していないメールソフトの場合に、文字化けや内容が正しく表示されなかったり、ウイルス感染に利用されたりすることがあります。
また、「リッチテキスト形式」は、Outlookのみで使用することができる形式のため、メールの受信側がOutlook以外の場合、メールの内容が添付ファイルとして届いて内容が確認できないことがあります。
「テキスト形式」はすべてのメールソフトに対応し、データサイズも小さくできるため、通常はテキスト形式でメールを送信することをおすすめします。
そう、最近ではウイルス感染防止のために、HTMLを禁止しているケースがあるので、会社的に使えない場合もありますので、そもそもハイパーリンクが挿入されないということもあるかもしれません。
上記URLでは、そもそもメール形式を設定変更する方法と、特定のメールのみ形式を変更する方法が紹介されています。
どちらでも対応可能です。また、間にスペースを含んだパスの場合は、注意が必要です。空白を含んだ長いファイル名がサポートされます。ただ、空白を含むファイル名へのリンクを電子メールに含めると、Microsoft Outlook では最初の空白でリンクが途切れてしまいますので、「<>」でくくると途切れずにリンクを挿入することができるようになります。