ESXi7がサポートするNFSプロトコルバージョンは3、4.1になります。先日、ESXi側でNFSサーバをマウントしようとしたところ、3か、4.1が選択できるようになっていました。
ちなみに、どこかの情報で見たのですが、3と4.1はあんまりパフォーマンスの差はないようです。どちらかが読み込みが遅くて、書き込みが遅いとかだったと思います。
4.1はケルベロス認証が使えますね。
さて、サポートバージョンに関する情報はこちらです。
ESXiは、NFSプロトコルバージョン3および4.1をサポートします。両方のバージョンをサポートするために、ESXiは2つの異なるNFSクライアントを使用します。
ストレージDRSや、ストレージI / O制御が逆に4.1で使えないですね。
その他情報です。
NFS4.1とフォールトトレランス
NFS 4.1の仮想マシンは、vSphere6.0で導入された新しいフォールトトレランスメカニズムをサポートします。このメカニズムは、最大4つのvCPUを備えた対称型マルチプロセッサ(SMP)仮想マシンに対応できます。
NFS 4.1 VMは、従来のフォールトトレランスメカニズムをサポートしていません。
NFSアップグレード
ESXiを6.5より前のバージョンからアップグレードすると、既存のNFS 4.1データストアは、以前のESXiリリースでは利用できなかった機能のサポートを自動的に開始します。これらの機能には、vVol、ハードウェアアクセラレーションなどが含まれます。
ESXiは、NFSバージョン3からNFS4.1への自動データストア変換をサポートしていません。
詳細は、リンク先を確認ください。