Windowsのネットワークの不安定にさせるということで、SNP (Scalable Networking Pack)を無効にするというのがサーバを構築するうえで当たり前のように設定していましたが、OSのバージョンが変わる度に、初期状態も変わっています。
確かに古いOSのバージョンだと問題が起こるという情報はありました。例えばこちら、
https://www.hitachi.co.jp/products/it/windows_os/support/network.html
Windows Server 2008の標準ネットワーク機能のSNP(Scalable Networking Pack)が有効設定の場合、Windows Server 2003-Windows Server 2008間の通信時にのみ、ネットワーク性能が低下します。
なお、本現象はWindows Server 2008のSNP機能が無効の場合は発生しません。
当時、サーバーの案件をスタートしたばかりで元の手順書も否応なしに無効にする手順にしていましたが、Windows Server 2016以降ではどうなのかという情報が少ないです。
Windows Server 2012時点でも無効にしていましたが、そちらについてはこちらの情報があります。
SNP (Scalable Networking Pack) 機能に関する最新情報 | Microsoft Docs
Windows 8 / Windows Server 2012 でも SNP の無効化の切り分けが有効な状況についての基本的な考え方については変わりはありません。
ただし、これらの OS バージョンでは、NetDMA の機能がサポートされなくなった他、既定値なども変更されています。
ちなみにRSSを有効、無効にする方法です。
// 既定値(有効) にします。
netsh int tcp set global rss=default
// 有効にします。
netsh int tcp set global rss=enabled
// 無効にします。
netsh int tcp set global rss=disabled
ちなみに、仮想用にvRSSというものが登場しています。あれ、、、不安定なものなのに、ずっと有効だし、、、と考えますよね。
Virtual Receive Side Scaling (vRSS) | Microsoft Docs
ちなみに、vRSS は、他のすべての Hyper-v ネットワークテクノロジと互換性が - あります。 vRSS は、 ( ) - VM またはホスト vNIC の HYPER-V ホストと RSS の仮想マシンキュー VMQ に依存していますとあります。
今のところ明確な情報はありませんが、Windows Server 2019ではどうかということと、最近は無効にするという情報を見なくなったので、安定性がでているのかもしれません。
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