Windows10 受信ウィンドウ自動チューニングレベルを無効にする

デフォルトでWindowsをインストールして初期設定のせいで性能が落ちるって以前はよくありましたが、今はどうなんでしょうかね。


仕事でNICの速度が出ないということで色々と調べていたんですが、受信ウィンドウ自動チューニングレベルを無効にすることで効果があるというような内容を発見しました。


「受信ウィンドウ自動チューニングレベル」という設定は、Windows Vista以降でネットワークパフォーマンスを自動的に最適化する機能が搭載されているそうで、これは推奨値はなく、環境に応じて設定するようです。


海外のサイトで、Windows7、8でNICの速度がでない理由の一つとして、この設定があるらしく、自分のWin10のパソコンで調べたらデフォルトで無効になっていました。

 


netsh>netsh interface tcp show heuristics
次のコマンドは見つかりませんでした: netsh interface tcp show heuristics
netsh>
C:\WINDOWS\system32>netsh interface tcp show heuristics
TCP ウィンドウ スケーリング ヒューリスティック パラメーター
----------------------------------------------
ウィンドウ スケーリング ヒューリスティック : disabled
条件に合う送信先しきい値 : 3
プロファイルの種類 unknown : normal
プロファイルの種類 public : normal
プロファイルの種類 private : normal
プロファイルの種類 domain : normal

ちなみに、無効にする場合は、以下のコマンドを実行します。

> netsh interface tcp set heuristics disabled


ちなみに、海外サイトによると、既定では、Windowsクライアントエディションでは、比較的小さなTCPウィンドウが優先され、待ち時間とスループットが優先されるそうで、この場合のように非常に高速なリンクを使用する場合、オートチューニングを通常に設定すると、帯域幅が大幅に増加する可能性があるそうです。