複数で作業をする場合に、よくWindows Serverを踏み台みたいにして、リモートデスクトップ接続経由で利用することがあるかと思います。
その場合に、作業環境はユーザー毎にプロファイルを作成して利用することがあるかと思います。
ドメインに参加していれば、そのまま資格情報を利用して接続することも可能です。この辺りは、作業環境によって変わってくると思います。
そして、ネットワーク機器やLinuxなどのサーバに接続する際にSSH接続する場合のソフトはTeraTermを利用することが多いかと思います。
その場合、複数のユーザーでTeraTermを利用すると、別のユーザーが設定した設定が共通となってしまいます。
例えば、別の人がWindowsServerにログインしてTeraTermの画面設定や文字の色などを変更して保存すると、別のユーザーにも影響してしまいます。
そこで、WindowsサーバでTeraTeamの設定をユーザ、プロファイル毎に設定、管理する方法について調べてみました。
情報元はこちら
Tera Term 設定ファイル
https://ttssh2.osdn.jp/manual/4/ja/setup/teraterm.html
以下は抜粋です。
起動時または、[Setup] Restore setupを実行したとき、設定ファイルの内容にしたがい Tera Term が初期化されます。
コマンドラインで設定ファイル名を指定することができます。ファイル名の拡張子を省略した場合は、".INI"であるとみなされます。
コマンドラインでファイル名を指定しない場合、"My Documents"[*1] に TERATERM.INI が存在すれば "My Documents" の TERATERM.INI が読み込まれ、存在しない場合は ttermpro.exe と同じディレクトリの TERATERM.INI が読み込まれます。[*1] My Documentsのデフォルトの場所
OS 場所
Vista/7/8/10 %UserProfile%\Documents
2000/XP %UserProfile%\My Documents
NT4.0 C:\Winnt\Personal\ユーザ名\Personal
ME C:\My Documents, C:\WINDOWS\Profiles\ユーザ\My Documents
95/98 C:\My Documents
Tera Term 設定ファイルの全項目一覧変更した設定は設定ファイルに自動的に保存されません。現在の設定を設定ファイルに保存するには、[Setup] Save setupを実行してください。
Windows Server 2019はWindows10と同様に、Vista/7/8/10 %UserProfile%\Documentsにiniファイルを置くことで、そちらを参照するようになります。
C直下の共通プロファイルより優先されるので、個別に設定を管理したい場合は、PC>ドキュメントに保存すると個別に管理できて便利です。