Windows8.1 KB5004958、KB5003681適用後、Windows Defenderが無効になる

Windows8.1 KB5004958、KB5003681適用後、Windows Defenderが無効になる事象があるようです。Windows Defenderを使っていない場合は影響がないかもしれませんが、使っている場合はセキュリティ的に怖いですよね。

 

情報元はこちら。

Windows8.1向け更新プログラム「KB5004958」と「KB5003681」 - マイクロソフト コミュニティ

 

以下は質問内容の抜粋です。

 

更新プログラム「KB5004958」と「KB5003681」、

これらはX64向けの、セキュリティのみの更新プログラムです。

 

これらをインストールした後に、Windows Defenderが無効に成ってしまいます。

とりあえず、アンインストールすることで有効に出来そうですが、

それでは本末転倒というか、なんというか・・・。

 

これらの更新ファイルの修正を望むのですが、どうしたものかと・・・。

ハッキリしない質問ですが、どうしたら良いのでしょうか?。

 

これはかなり厳しいですね。

 

 

続いて、回答内容の抜粋です。

 

「KB5003681」

マイクロソフトのサポート情報には書かれていませんが、Windows Defenderのリアルタイム保護が無効になるという不具合情報があります。

   KB5003681

   Windows8.1:WindowsUpdate 2021年6月 注意事項

 

対処法としては、上のサイトにあるように該当更新プログラムをアンインストールするということですが、備考に書かれているようにサービススタック更新プログラムを事前に適用することで回避できるのかもしれません。

なお、Windows 8.1は未確認ですがWindows 7と同じであれば、サービススタック更新プログラムは更新するとアンインストールできなくなると思います。

このため必要があれば事前にシステムの復元ポイントを作成しておいた方がいいかもしれません。

改善しなければ、削除後に「KB5003681」を非表示にするしかありませんが、セキュリティ上の脆弱性が残ったままになります。

   必要ない更新プログラムを非表示にする方法

 

また、上のサイトでは6月の定例更新「KB5003671」については不具合の記載がありません。

同じ問題を抱えている可能性もありますが、可能であれば「KB5003671」、あるいはこれを置き換える7月の緊急更新に合わせたロールアップ更新「KB5004954」を適用してみるという方法もあると思います。

なお、月例更新( ロールアップ)であれば累積的更新で不具合が修正された新しい更新で置き換えられますが、セキュリティのみ更新は累積的更新ではないと思いますので、その辺りに不具合の要因があるのかもしれません(適当な推測です)。

 

Windows10にアップグレードするか、サードパーティーウイルス対策ソフトを入れるかという選択になるでしょうか。