jst timezoneの設定がないとNTPサーバとの時刻同期に失敗するか

ちょっと素人的な記事ですが、jst timezoneの設定がないとNTPサーバとの時刻同期に失敗するかどうかという内容です。 

 

 というのも現場でこういった発言があったので、時刻同期に失敗する原因がタイムゾーンの設定が間違えているからではないかという話がでました。

 

タイムゾーンの設定は日本の場合は、Linuxサーバとかの場合は、Asia/tokyoとかになると思います。これが設定されていない?もしくはUTCとかにだったら時刻同期に失敗するという話がでました。

 

 

仕組みを理解していないとこういった違う方向へ疑惑が向かうのが怖いのですが、NTPの時刻同期においてタイムゾーンの設定は影響しません。

 

むしろ、今回、時刻同期に失敗した理由は、時刻が大幅にずれていたことが要因でした。この時刻同期の動作はサーバだったり、NW機器だったりで変わってくるので、一概には言えませんが、Windowsも時刻が大幅にずれているとドメイン参加に失敗するなどの問題が発生するかもしれません。

 

ちなみに、NTPの時刻同期自体はUTCで合わせられます。そこからタイムゾーンの設定に従って、時刻が調整されます。

 

その為、日本の場合は、JSTでプラス9時間になるわけです。時刻同期が成功しているけど、時刻がずれている場合は、逆にタイムゾーンの設定を疑います。また、ESXiのようにタイムゾーンの設定がハードウェアではないものもあります。