WindowsのTCP、UDPポートへの接続、通信テスト コマンド ツール不要で便利 Test-NetConnectionに関する情報です。
もうこのコマンドおぼえておけば、通信テストができるのですごく便利です。もちろんWindows10,Windows11の端末でも使えます。
会社の場合は、FWなどで通信制御されていることが多いのでトラブルシューティングでよく使います。
以前はツールを使っていましたが、標準ツールで使えるのが便利です。
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Test-NetConnection (NetTCPIP) | Microsoft Learn
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モジュール:
NetTCPIP
接続の診断情報を表示します。
Test-NetConnection
[[-ComputerName] <String>]
[-CommonTCPPort] <String>
[-InformationLevel <String>]
[<CommonParameters>]
説明
Test-NetConnectionコマンドレットは、接続の診断情報を表示します。ping テスト、TCP テスト、ルート トレース、およびルート選択診断をサポートしています。入力パラメーターに応じて、出力には DNS ルックアップの結果、IP インターフェースのリスト、IPsec ルール、ルート/送信元アドレスの選択結果、および/または接続確立の確認が含まれます。
例 1: ping 接続のテスト
PS C:\> Test-NetConnection
ComputerName : internetbeacon.msedge.net
RemoteAddress : 2a01:111:2003::52
InterfaceAlias : Ethernet
SourceAddress : 2001:4898:d8:33:81e8:7b49:8bf5:8710
PingSucceeded : True
PingReplyDetails (RTT) : 5 ms
このコマンドは、デフォルト サーバーへの ping 接続をテストします。
例 3: TCP 接続をテストし、詳細な結果を表示する
パワーシェル
コピー
PS C:\> Test-NetConnection -Port 80 -InformationLevel "Detailed"
ComputerName : internetbeacon.msedge.net
RemoteAddress : 2a01:111:2003::52
RemotePort : 80
NameResolutionResults : 2a01:111:2003::52
13.107.4.52
MatchingIPsecRules : Ipsec/Domain-TrafficFromInternet-v6
NetworkIsolationContext : Internet
IsAdmin : False
InterfaceAlias : Ethernet
SourceAddress : 2001:4898:d8:33:81e8:7b49:8bf5:8710
NetRoute (NextHop) : fe80::200:5eff:fe00:203
TcpTestSucceeded : True
このコマンドは、デフォルト サーバーへの TCP 接続をテストし、InformationLevelパラメーターを Detailed に設定します。
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ちなみによく使うのはこういった形式です。
Test-NetConnection <ターゲット> -Port <ポート番号>
試しにyahooの80番ポートへの疎通確認をしてみました。
> Test-NetConnection yahoo.co.jp -Port 80 ComputerName : yahoo.co.jp
RemoteAddress : 183.79.**.**
RemotePort : 80
InterfaceAlias : Wi-Fi
SourceAddress : 192.168.**.**
TcpTestSucceeded : True
UDPポートはツールを使ったりしますが、こちらもpowershellだけでできますので、別途アップします。