ちょうどHyper-V2016の検証をしているんですが、Hyper-V2016 容量可変の仮想ディスクの最適化でサイズが縮小されない場合があるそうです。
参考情報は富士通のマニュアルです。
http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/technical/construct/pdf/hyperv-note.pdf
容量可変の仮想 HDD の最適化を実施してもサイズが縮小されない場合がありますとのことです。
対象ホスト OS
WS2012, WS2012R2, WS2016
現象
Hyper-Vマネージャーのディスクの編集から、容量可変の仮想HDDの最適化を実施してもサ
イズが縮小されない場合があります。
対策
仮想 HDD の最適化は使用しなくなった領域を解放することで容量可変の仮想 HDD のファイルサイズを縮小することが可能ですが、ファイルシステム上の使用状況を正しく把握できず縮小出来ない場合があります。使用状況を正しく判断させるためには事前にホスト OS側で読み取り専用モードで対象の仮想 HDD をマウントしておく必要があります。
<手順>
① ホスト側ディスク管理から「読み取り専用」を指定して対象の仮想 HDD に接続します。
Mount-VHD 'H:¥VM¥VM01¥Virtual Hard Disks¥VM-Data.vhdx' -readonly
② Hyper-V マネージャーの「ディスクの編集」から対象仮想 HDD の「最適化」を行います。
※GUI で最適化が表示されない場合は、以下 PowerShell にて実行してください。
Optimize-VHD 'H:¥VM¥VM01¥Virtual Hard Disks¥VM-Data.vhdx' -mode quick
③ 「ディスクの管理」から対象の仮想 HDD への接続を解除します。
Dismount-VHD 'H:¥VM¥VM01¥Virtual Hard Disks¥VM-Data.vhdx'
詳細は以下 URL を参照してください。
参照 URL Compacting a Dynamically Expanding virtual hard disk in Windows Server 2012
https://blogs.technet.microsoft.com/askcore/2012/09/20/compacting-a-dynamically-expanding-virtual-hard-disk-in-windows-server-2012/
時間があるときに、上記のURLの情報を整理したいと思います。