WindowsServer2012R2にIIS(webサーバ)をインストールする手順

Windows Server 2012R2にIIS(webサーバ)をインストールする手順を紹介します。


ちなみにWindows Server 2012 R2にはIIS8がインストールされます。詳細は以下の公式サイトを確認してください。

>>Web サーバー (IIS) の概要(マイクロソフト)


一部抜粋です。

役割の説明

Windows Server 2012 の Web サーバー (IIS) の役割は、Web サイト、サービス、およびアプリケーションを確実にホストするための拡張可能なモジュール型プラットフォームです。このプラットフォームには、セキュリティが高く、管理しやすいという特徴もあります。

IIS 8 を使うと、インターネット、イントラネット、またはエクストラネット上で他のユーザーと情報を共有できます。IIS 8 は、IISASP.NETFTP サービス、PHPWindows Communication Foundation (WCF) を一体化した統合 Web プラットフォームです。

FTPサービスを利用したい場合もIISを利用します。
実際の適用例

管理者は、Web サーバー (IIS) の役割を使って、複数の Web サイト、Web アプリケーション、および FTP サイトを設定および管理できます。 具体的には、次のような機能があります。

IIS マネージャーを使用して IIS の機能を構成し、Web サイトを管理できます。
●ファイル転送プロトコル (FTP) を使用して、Web サイトの所有者にファイルのアップロードとダウンロードを許可できます。
●Web サイトの分離により、特定の Web サイトがサーバー上の他のサイトに干渉するのを防ぐことができます。
●Classic ASPASP.NETPHP などの各種テクノロジを使って記述された Web アプリケーションを構成できます。
Windows PowerShell を使用して、Web サーバーに関するほとんどの管理タスクの管理を自動化できます。
IIS を使って管理できるサーバー ファームに複数の Web サーバーを構成できます。
●NUMA ハードウェアをフル活用し、NUMA 対応サーバーのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。


今回は、IISのインストール手順のみ紹介します。

 



【WindowsServer2012R2にIIS(webサーバ)をインストール手順】
「サーバーマネージャー」を起動し、「管理」>「役割と機能の追加」をクリックします。


「サーバーの役割」をクリックし、「Webサーバー(IIS)」にチェックをいれます。



「機能の追加」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



以下は役割サービスです。デフォルトで以下の役割が追加されます。


画面をスクロールしています。



「次へ」をクリックします。



「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」にチェックを入れます。



「はい」をクリックします。



「インストール」をクリックします。



インストールが開始されます。先ほど、再起動を自動的にするにチェックを入れているので、インストールの完了後、再起動が実行されます。



起動後、サーバーにログインします。IEを起動し、「localhost」と入力し、デフォルトサイトが表示されたら完了です。



また、Windows Server 2012 R2でFTPサーバーを構築する場合もIISを利用します。FTPサーバーを構築する手順は別途紹介します。

 

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