ファイアウォール(FW)のワンアーム(one arm)構成

以前の職場で、ファイアウォールのワンワーム構成という表現を初めて聞きました。よくロードバランサーはワンアームという構成を聞きますが、ファイアウォールのワンアーム構成とはどんな構成なのでしょうか。


そして、ファイアウォールのワンワームと検索すると、ほぼ、ネットには情報がなくて、唯一あったのが「ネットワークスペシャリストを目指してGo!」というブログの記事。

http://sweeksky.blog.jp/archives/1035539883.html


世のため、人の為とはすばらしい管理者です。

ネスペ取得を目指す、ネットワークエンジニアおべんきょう&業務日記。 自分のため、世のため、人のため。


 


そして、以下は抜粋です。

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既存の構成

 

[Router1]
(Fa0/1)
(Fa0/1)
[Router2]



の場合ですが、




ワンアーム構成

 

[Router1]
(Fa0/1)
|-----(Fa0/1)[FireWall]
(Fa0/1)
[Router2]



こんな感じで、一つの腕みたいにFirewallを接続する構成の事を言います。

 

簡単にいえば、既存のネットワーク構成を変えないのがワンアーム構成ですね。
この場合、[Router1]の(Fa0/1)と、[Router2](Fa0/1)が属するサブネットに、[FireWall]を参加させてあげればいいだけです。確かに、ネットワーク構成はかわりません。
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構成を変えないというのがワンアームなのは間違いありませんが、ファイアウォールではどういった構成になるんでしょうかね。


というのも、ロードバランサーの場合は、クライアントはVIPめがけていくので、通信先が明確で、インラインの場合は、ロードバランサーがルーティングし、ワンアームの場合は、L2構成になります。


ファイアウォールは?という疑問が残るわけです。


つまり、透過型とか、L2ファイアウォールとか考えますが、それでもやはり、ネットワークの構成が変わると思うんですよね。表現って難しい。