WindowsServer2019 Hyper-V イベントID 16300で仮想マシン構成を読み込めません: エラーを特定できません (0x80004005)というメッセージがでることがあるようです。先日も、再起動後、起動できないだったかバグがあったり、更新プログラムは提供されていますが、Hyper-Vは仮想基盤として運用するのはちょっと怖いですね。。。通常の運用に乗れば気になりませんが、パッチの適用などにリスクを感じてしまいます。
そして、タイトルの情報元はフォーラムです。
Windows Server 2019 の Hyper-V 環境で、イベントID 16300 が記録されるケースの対処方法
Windows Server 2019の Hyper-V 環境におけるイベントID 16300 が記録されるケースの対処策についての説明です。仮想マシンをインプレースでインポートするという対処法なので、仮想マシンが見えない状態になっている可能性があります。
以下は抜粋。
[概要]
Windows Server 2016 以降の Hyper-V ホストにて、
仮想マシン格納先がストレージ障害などにより新しいパスへ変更になった際に、
古いパス上の存在しない仮想マシンの構成ファイル (以下、vmcx ファイル) を読み込もうとした結果、
以下のイベントID: 16300のエラーが記録されることがあります。
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Source : Hyper-V-VMMS
イベントID: 16300
仮想マシン構成を読み込めません: エラーを特定できません (0x80004005)。(仮想マシン ID XXXXXXXXXX)
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[イベントID 16300のエラーを解消するための対処]
イベントID: 16300 のエラーが表示される場合、
以下の手順で仮想マシン構成ファイルを再作成していただくなどの対処をご検討ください。
続いて手順の抜粋です。
// 事前準備
事前にHyper-Vで管理している仮想マシンを全てエクスポートします。
// 手順
1. 全ての仮想マシンを停止します。
2. 仮想マシンを削除します。
3. Hyper-V マネージャーの左 右ペインから [サービスの停止]をクリックします。
※ 停止しない場合は、サービス一覧から停止することもご検討ください。
4. data.vmcx を削除します。
※ data.vmcx は、既定では C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V に存在します。
※ 個別で設定されている場合は、 Hyper-V マネージャー、[Hyper-V の設定] > [仮想マシン] からフォルダーを確認することが可能です。
5. Hyper-V マネージャーの左 右ペインから [サービスの開始]をクリックします。
これによりdata.vmcxが再生成されます。
6. 仮想マシンをインプレースでインポートします。
7. Hyper-V マネージャーの右ペインから [サービスの停止]をクリックします。
※ 停止しない場合は、サービス一覧から停止することもご検討ください。
8. [サービスの開始]後、イベントID:16300のエラーが解消されるかご確認ください
Windows Server 2019 において、Hyper-Vホストのシャットダウン後に、ストレージの障害などが原因で仮想マシンの仮想ディスクにアクセスできなくなった状態で、Hyper-Vホストを起動すると、VMMS サービスが仮想マシンの仮想ディスクが存在しないと判断し、Hyepr-V マネージャー上では、仮想マシンが表示されない状態になるケースもあるそうで、その対処法についても書かれていますので、参考にしてみてください。
基本はストレージに問題があった場合は障害扱いですが、正常時の運用ではストレージから起動することはないでしょうから、正しい順序で起動すれば発生しないですね。
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