WindowsServer2016が出てかなり経ちますが、現場でも利用する機会が増えているのではないでしょうか。そして、今年は2019の話がちらほら出ていますが、新しいバージョンが出るということは、新機能が気になりますよね。
WindowsServer2019で新しいうるう秒対策が盛り込まれるそうで、w32time⇒PTP(Precision Time Protocol)へ変わるようです。
元記事はこちら。※マイクロソフトのブログ情報で元が英語なので機械翻訳しています。
Windows Serverのトップ10のネットワーク機能2019:#10の正確なネットワーク時間
https://blogs.technet.microsoft.com/networking/2018/07/18/top10-ws2019-hatime/
マイクロソフトのうるう秒対策は、「hh:mm:60」を追加することにあるようです。これにより、Linuxのslewモードのように時間をかけてゆっくりと時間を調整することをしません。マイクロソフトのうるう秒対策は、「hh:mm:60」を追加することにあるようです。これにより、Linuxのslewモードのように時間をかけてゆっくりと時間を調整することをしません。
16:59:58 16:59:58
16:59:59 16:59:59
17:00:00 16:59:60
17:00:01 17:00:00
17:00:02 17:00:01
これは、slewモードは即座に時間を調整することをしないので、システムに影響を与えない代わりに、時間の誤差を生むからであり、マイクロソフトはそれをしない方針のようですね。
一部の企業では、システムへの影響を最小限に抑え、不連続性を解消するために、「スミア」を実装しています。スミアは、うるう秒の挿入前後の時間を遅らせます。
この方法は、うるう秒の近くでもタイムスタンプが単調に増加するという利点がありますが、UTCの定義に対して± 0.5秒の誤差があります。
さらに、この周波数調整を適用するための標準的な方法はないため、UTCに関する時間エラーに加えて、異なる実装がそれらの間で不一致になる可能性があります。
そして、新しい時刻同期プロトコルが採用されるようです。
高精度時間プロトコル:Windows Server 2010では、WindowsにはPrecision Time Protocol(PTP)と呼ばれる新しい時刻同期プロトコルが含まれます。
ちなみにWindows Server 2019を実際に構築してみましたがデフォルトがPTPというわけではなさそうですね。精密な時刻同期が必要な環境で使用することができそうですが、設定方法は別途確認してみます。